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コロナウイルスが世の中を騒がせております。

幸い今のところ私の周囲に感染した人はいませんが、今後どのくらい規模が拡大していくのかもわからず、小さな子供が二人いる我が家としては少し不安を感じています。

仕事の面でも最近はなるべく出張に出ないようにしているので、新商品のプレゼンなどが滞っていて今後の商売に影響が出てくることは必至です。

しかし、それでも時間だけはどんどん過ぎていきます。

一般的に経営資源とはヒト・モノ・カネ・情報の4要素のことを言いますが、私はそれに加えて時間という要素があると考えていて、最初の4つには増減があるのに対して時間だけは減るばかりなので、実は最も大事にすべきことなのではないかと思っております。

そんなわけで、世の中がどれだけ停滞していても時間を無駄遣いせずにどんどん新しいことにチャレンジするよう社内でも話しており、最近の当社では、

古い靴下編み機を数台購入して自社内で靴下を作成する
真空糸蒸し器を導入して自社内でウールやポリエステルなどの素材を撚糸する
当社に来られた方にTシャツを見てもらえるように場所を整備する
自社内でTシャツにプリントを施せるようにする
Tシャツの販路拡大の為に社員全員で営業活動を行う

といったことに取り組んでいます。

靴下編み機については、たまたま知り合いの工場さんがやめられるということで安く譲っていただきました。

やめられる工場さんから機械を購入する場合は現状渡しでアフターケアも無いのが当たり前なので、今回導入した機械もまずはメンテナンス(というか大掃除)からのスタートでした。

幸い腕のよい技術者さんを紹介してもらうことが出来たので、その方に教わりながら少しずつ機械を動かしていて来週あたりからようやく試作を始められそうです。

糸蒸し器は半年前くらいから業者さんと何度も話し合いを重ねて準備していたもので、中古の機械をベースに余裕のあるスケジュールでしっかりメンテナンスしてもらい、重要な部品は全て新調してもらいました。

当社の主力商材であるリネンにはあまり必要の無い設備ですが、ウールなどを加工するには必須のものなので、本生産用の撚糸機を通年で動かすためにどうしても欲しいものでした。

今までは小型の撚糸機でサンプルを作るだけだったので、糸蒸しについても大きな寸胴鍋を使ってどうにかこうにかやっていましたが、この機械が手に入ったことで仕事も速くなるし品質の安定も期待できます。

我々にとっては未経験の設備なのでボイラーメーカーさんや蒸し器の業者さんに色々教わりながらですが、導入した翌日から早速活用しています。

Tシャツを見てもらうための場所作りについては基本的に私のDIYで棚を作ったりハンガーラックを作ったりしています。

場所が準備できたら東大阪繊維研究所で作っているTシャツを社内で購入してもらえるようにしたいと考えていて、糸を作っている現場で機械が動くところを見ながらTシャツを選んでもらえれば楽しいんじゃないかな、ということを想像しながら作業を行っています。

Tシャツのプリントについては簡単なシルクスクリーン印刷の設備を導入し、自分たちで図柄や版型を作成して印刷するように準備しているところです。

図柄は私自身の描くイラストが中心となる予定なので、年明け以降はほとんど毎日朝に晩に絵を描く練習をしています。

どんなイラストをプリントするかについては色々と検討中で、今月中に何かしらの形でお知らせできるのではないかと思っています。

Tシャツの型数も増えてきたので本格的にいろんな先にご紹介していこうということで、社員全員で販売先や営業方法を話し合いながら、せっかくなので社員全員が営業活動も行うように進めています。

糸の営業に比べればTシャツの方が顧客に近い目線で色々と話が出来るだろうということで、普段あまり表に出ることの無い社員もみんな営業に出たりメールや電話でいろんなお店の方々にアプローチするようにしています。

そんなわけで、

コロナウイルスの影響で仕事が停滞しがちなぶん例年よりも時間的な余裕があることをプラスに捉えて、前に進められることをガンガン進めていこうと思っています。

どんなときでも楽しまなきゃもったいない!というのが当社のスタンスです!