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夏ですね~、暑いです。

当社3階の工場は外からの熱気が上がってきて滞留するので、室温も既に40度を超えてきました。

熱中症対策せねばです。

それにしても、今年も猛暑になるんでしょうか。。。

コロナウイルスを抑制するには空梅雨や猛暑の方が良いのかもしれませんが、なにせ外に出かけてビールでも一杯というわけにも行かないご時勢なので、暑さを楽しむのもなかなか難しいところです。

さて、

最近の私はといいますと、仕事で使うための自社設備のイラストや、息子からリクエストされる仮面ライダーやウルトラマンのイラストなど、相変わらず色んな絵を描いております。

仕事のイラストの場合は社内にある実物等の資料があるのでそれを見て描きますが、息子のリクエストで特撮ヒーローを描く場合はもっぱらインターネット上の画像や動画を参考にしています。

特撮ヒーローモノの動画やファンサイトなどを見ていると、マニアの人たちの色んな意見が拝見できるんですが、これが本当に面白い。

作品に対する愛に溢れているというだけでなく、ユーモアを織り交ぜた面白トークがいっぱいです。

例えば上のイラストにあげたキングジョー。

これはウルトラセブンに登場した宇宙ロボットなんですが、これがめちゃくちゃ強くて作品上でもウルトラセブンを圧倒しまくるし、セブンの攻撃も全然効かない。

セブンの攻撃が効かないということを裏付けるために、非常に強度の高い特殊合金で装甲されているという設定になっている。

ところが現実には中に人が入っている着ぐるみなので、グニャグニャに曲がるラテックス素材で出来ているため戦闘シーンのキングジョーはシワだらけです。

それに対して無粋な人たちが「金属じゃないのかよ」とか突っ込みを入れてくるんですが、ファンの人たちが「これは布みたいに曲げられる上にセブンの攻撃を完封できるくらい強度のある金属で、地球上では採取できない特殊素材とぺダン星人の高い技術を持ってしてはじめて作られるものだから地球の常識だけで論じるべからず」というようなことを返す。

たぶん円谷プロダクションではそんな細かいことまで設定してないと思うんですが、何十年にも渡って熱心なファンの人たちがこうやってすこしずつアイデアを出していくうちに世界観が固まっていくんですね。

長く続くブランドの強みがこういうところにもあるよなぁと思います。

他にも、仮面ライダーブラックのオープニング動画を見ていると、歌っている倉田てつをさんの歌唱力がイマイチだとかなんとかのコメントが書き込まれる。

それに対して「2年間戦って2つの悪の組織から世界を救った英雄やぞ、てつをさんは」というコメントが返される。

そしてそれに対して沢山の同意のコメントといいねの評価が600個も付く。

2つの組織を倒したのは仮面ライダーブラックとブラックRXなんですが、コメントの最後は「てつをさんは」となっている。

こうやって空想の世界とリアルの世界を上手に行ったり来たりして楽しむのも、ユーモアのある特撮好きの方たちに良く見られるパターンで、こういうセンス好きやなぁと思います。

推しのアイドルやアニメなどを応援する活動のことを「推しごと」と呼んだり、あまりに素晴らしく完璧なものに対して「尊み秀吉」といってみたり、出来の良いパロディやコラージュに対して「違和感仕事しろ」と突っ込んでみたり。

ネット上で作り出された様々な表現を見ていると、世の中には面白い人が山ほどおるなぁと感心しますし、その多くは何かのマニアたちが生み出したものだったりするので、やっぱり何かの膨大な熱量が新しい文化を生み出していくんだなと感じます。

自分は何に対してマニアックなのかと自問してみても、どの分野もちょっと中途半端やなぁと思う部分があるので、どこか一つ突き詰めて熱中してみたいし、そうやって熱心に何かを愛好している人にあこがれる部分があります。