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2019年春夏シーズンに向けて色々と準備しておりまして、新商品の開発はもちろんのこと、既存の商品のテコ入れもどんどんと進めています。

商品の質を高めるためにやれることは色々とあります。

上質な原料を使用することや、生産管理を徹底して不良品発生率を下げることで商品の質は高まります。

その他品質を維持して単価を下げたり在庫の厚みを増せば利便性も上がり顧客満足度は高まるでしょう。

そういった意味でカラーカードの色を増やすというのもそのひとつです。

来期に向けて当社の主力商品でもあるリネン糸「ANTWARPE 2/36NM」のストックカラーを増やすことにしました。

ウェブサイトのトップにも書いている通り、当社はリネンの専門家を謳っていますので、リネン糸については毎年何か新しい取り組みをしようと思ってやってきました。

南アフリカのハードマンズ社の糸を主に販売したシーズンもあり、中白染めと呼ばれる染色方法を打ち出したシーズンもありました。多色のコード撚りや極太番手をラインナップに加えた年もあります。

今期は新たなラインナップとしてSAFILIN(サフィラン)社のフレンチリネンのカラーストックサービスを開始しました。

そして来期に向けて主力選手のANTWARPEのカラーを増やすことにしました。

現状が42色で新しいカラーは54色。

12色増えます。

もちろん新しい色も全て染め糸の状態でストックします。

従来はビビッドで綺麗なカラーを多めにつけていましたが、今回はややくすんだナチュラルトーンのカラーを中心に増やしています。

9年前、最初に作ったカラーカードのラインナップが30色。

それが36色になり、42色になり、今回は54色。

目標は100色ですがまだまだ道のりは遠いですね(笑)。

ちなみにこのANTWARPEの素材の特徴を箇条書きするとこんな感じです。

フランス北部の協同組合「TERRE DE LIN」が管理するフラックス原料を使用。
一等亜麻と呼ばれる上質な原料だけを使用
ウェットスピニングというリネン独特の方法で紡績
毛羽が少なくハリと光沢のある風合い
毛羽を立たせずドライな風合いを維持する当社独自の染色処方で染めている
撚糸バランスを合わせて撚るので横編みニットでも斜行しない
単糸、双糸両方でカラーカード上の色を全色ストックしている
社内の撚糸機を利用して小ロットでオリジナルの撚り杢が作成できる
中白染めという特殊な染色方法でインディゴ風のメランジに染色できる
丸編み生地への編み立ても当社で受注可能、一部生地サンプルストックあり
帝国繊維との提携によって同素材で布帛生地もご提供可能

これに加えて今、独自のワックスと蝋引き技術で編成性が良くなる仕上げ巻きの方法を研究中です。

ざっと書いただけでもこんなにメリットがあるなんて、手前味噌ながらなかなか優秀な選手だと思います(笑)。

もともとここまでやっていながらさらに色数を増やすというのは過剰サービスでしょうか。。。

否!自社の顔になる商品にこそどんどんと磨きをかけてより質を向上していかねばいけません!

ということで、より使いやすくなったANTWARPEの新しいカラーカードはGW明けから配布開始ですのでご希望の方はご一報ください。

最近宣伝ばっかりですね、、、悪しからず~。